
”あるがままを受け入れる。受け入れてしまえば心がさわぐことも、乱れることもない。平穏な心のままにいられる。”
禅の教えですが、十河さんのお仕事はこういったことを思わせます。
お茶を飲むこと、ご飯を食べること、ただそのことだけに一所懸命になる。
見栄にとらわれず、今の自分に忠実に打ち込む。
「恥ずかしい」と思うことも多々ある、と謙虚な姿勢で仰ることがある。
でも、それが今の表現だからと、堂々と一所懸命に向かう。
そうして出来上がった十河隆史の分身たち。
毎日の生活で逢える人、モノ、コト、に極限までひとつになり、思いやりに溢れた器たちは本当に愛おしい。
”ほっこり”な秋、自然と寄り添う彼の器にどうぞ手を触れてみてください。
いつものように、皆様の笑顔にお会いできますこと、楽しみにお待ち申し上げます。
2013年 9月 Onomachi α 別所葉子