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26.09.2011 

ジョン・レノンか?

ジョンが現れた。 妻木良三展ギャラリートークが終わって 顔の筋肉を静かにほぐしているときに。 玄関で芳名簿に記帳する動作も落ち着かない。 「はやく見たい!!」全身で焦っていた。 多くの荷物をフロアーの片隅に置き、妻木良三の絵を 端から隈なく食入るように見ている。 息がすごく荒いし。 暫くして一つの作品の前から動けなくなった。 それがまさしくジョンが数年前目黒のギャラリーで衝撃をうけて 忘れられなかった妻木氏の絵だった! ジョンにとって、 私たちにとっても必然的な出来事だった。 思い続けることに裏切りはない。                y