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18.12.2012 

スピリチュアルな音と声

アーティストとゲスト、そしてスタッフの心を極限まで高めたコンサートでした。 ピアニスト・宮下直子さんとソプラノ・井岡潤子さんをお迎えしての 今年の締めくくりにふさわしい一夜はまた新しい作品をつくりました。 半年余り前、自宅居間から運び込んだアップライトのピアノは、こんな大役を仰せつかるとは 夢にも思っていなかったはずで、20年前自宅に来るときはもっとそんなことになろうとは思っていなかったはず。 愛娘のヤマハ3歳児ランドの時から、紅葉みたいな手を一生懸命動かして楽しく、ある時は泣きべそをかきながらの レッスンにつきあってくれたこのピアノ。 まさかこのシーズンは超多忙なピアニストとソプラノ歌手の先生の手にかかって皆を感動の渦に巻き込むとは。。 ・・・昨夜は、特に後悔した。 「あのとき、どうしてスタインウェイを買っておかなかったのだろう」 と。