archive
11.02.2016 

国語の先生

image ずっと昔、英語の先生をしていたことのある私は 同期で職員室で斜め前に座っていた国語の先生と仲良くなった。 今日、数年ぶりに会い、村井正誠を一緒に見た。 国語の先生は今もなお国語の先生で、より一層国語の先生だった。 何も言わずてんでばらばらに村井正誠の会場を歩いていたが お互いに立ち止まり自分の居場所を確かめる絵の前は違っていた。 それぞれの人のいる場所は これまで生きてきた経験と情報と感情とに左右され続ける。 彼女はおのまちのブログを読んでくれていたという。 焦った。 なんせ国語の先生だから、わたしの言い放っている言葉と文は赤ペンで修正だらけのはずだ。 でも、「いいね」らしい。 数年ぶりに会って、喧嘩もできないからだろうね。。 わたしは職員室にもういない。 でも自分が作る規則と空間と人の集まりの中にいる。 彼女は今日はお休みだから、と青空を見上げて深呼吸して気持ちよさそうだ。 でもわたしはこんな気持ちのいい休日は焦りを感じる。 「誰か規則をちょうだい!誰か休日を決めて!」と心の中が言っているから。 今度会う時はどんな感じなんだろう、 と平穏で刺激的な半日でした。