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03.04.2011 

明日を約束できる光


朝7時に開館した3日間は瞬間に終わり、

きのうから通常時刻にオープンしている小野町デパート。

周り全てに愛情たっぷり接してくれた

紙舗直・坂本直昭さん。

直さんが小野町にいる3日間は日本列島のいたるところの春を

独り占めしているみたいなここでした。

ずーっと”追っかけ”取材してくれたNHKの嶋田さんも

普段はナイーブでシュンとした顔なのに

めちゃくちゃいい顔^-^になっていたし

仕事で来た和歌山新報・乗杉さんも

インテリジェンスからやや解放されて、目がキラキラの一般女性に

変身していたし、

虹しか撮らないエリちゃんは「人を撮りたいと思ったのは久しぶりです」と

言った。

一番驚いたのは、あんまり自分のことを言わないはずの私は

オカシクナッタくらい自分を見せていたことだ。


直さんは言う。

「窓は内側からしか開かないんだよ。

 外側から開くのは牢獄の窓だけなんだ」

 
だれもが平等にもっているはずの

内側からの発する力を呼び覚ましてくれた。

自分から出る光に気づかせてくれる、本物の光を

持っている人だと思った。


和歌山に来てくださって嬉しい。

「じゃあ、また!」 とだけ言って帰っていったけど

またすぐ会えそうなので こちらも

「じゃあ、また!」 としか言わなかった。



これだけで充分”約束”できたような気がした。






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