archive
17.02.2014 

絵画的写真の境地

写真 同じ世代に生きて、その場所へ行けば同じものが見えているはずなのに 意識とその持てる才能によって こんなふうに私たちに見せてくれる、誘導してくれる。 見ているはずのことが見えていなくて、それを絞り出すように教えてくれる。 「ほら、こんなこと知らなかっただろう。同じ地球上で起こっていることを」と。 ますます自分がどれだけ何も知らないか、を大作の前で思い知らされる。 そしていつもながら恥ずかしくなる。 アンドレアス・グルスキー展 国立国際美術館にて。