28.05.2012
丁寧に生きる、を教えてくれる
”「あ、人の手だ」 と思った。”
と、書いてくださっていた。。。わたしの大好きな女性記者・千佳さん。
「たたら」という技法でつくられた安藤さんの器に触れて繋がった瞬間の感想だと思う。
「手で丁寧に作られた皿を 丁寧に使って 丁寧に洗う。 毎日が丁寧に生きるようになる。」
「東日本大震災で被災し、泥の中から安藤さんの皿を取り出した人は
”いかに食事というのが場所と器と、一緒に食べる人が大事か”と安藤さんに語ったと言う」
と、展覧会初日のトークイベントで各人が発した内容を ものすごく的確に且つ丁寧に受け止め
発信してくださっている千佳さん。
彼女の濁りのない 仕事の枠を離れた文章を 何度も読み返してしまった。
そして最後にこう 締めくくってくださっている。
「丁寧な感覚を思い起こさせてくれる一枚の皿。毎日使おうと思う。」 と。
今夜は 夜空を見上げると 綺麗な クレセントが浮かんでいる。
彼女のことを もっと好きになってしまった。
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