それは普通に美しい薬缶。 使うほどに深い変色を見せつけ こちらはきっと、もっと使い込んでやろう！と躍起になる。 きっと、静かなくせに手を出さずにはいられない衝動にかられる代物。 こんな綺麗な銅の実用品。

「できました。。」 はじめは聞こえなかったほど小さい声でルミちゃんが言った。 たしか、一時間前までまだ混乱中で目を合わしてくれなかった。 いつもそうだ。 展覧会前は私を避けている。 私は彼女に展覧会内容と作家と今回の趣旨を伝える。 彼女は出来上がるまで私には種類もコストも相談しないし教えてもくれない。 もちろん聞かないし、聞きたくもないし、聞いても何の足しにもならない。 マイナスのことはしない。 だからキッチンカウンターの上の出来上がりを見た瞬間、 「完璧ジャン！！」の笑顔の反応がルミちゃんを安堵と全身に満る自信の世界に連れて行く。 わたしはその瞬間を見るのがルーブルでミロのビーナスをやっと見れた！より嬉しい。 お味の感想や、材料の説明はカオリとユキコに任せておくことにして そんなことより命名♡♡♡　”blanc.noir” （ブランノアール）！ あしたから　Onomachi α　のスペシャルスイーツ、期間限定です☆ 是非！

西山武志の持つ”AIR” 彼について質問する人はかなり近づくまで時間がかかる。 この前の若い記者さんもそうだったが、前からそんなに深呼吸することなんてないから。。 彼の”AIR”たる正面から話しかけてみたら、、 ふわりふわりと　時間の漂う隙間に　彼の目線を追いながら　いつまでもお話は続きます。 決して最後に　あなた自身がどこで漂っていても責任は持ってくれませんが。 それはきっと今回文字通り命がけのスタイルで彼の目は被写体を射しているからです。 9日から始まる”AIR”　　 ご来場の方々、見たこともないOnomachi α　の空中庭園を体験してください。

生まれて初めて流行の風邪にやられてしまった夜、 自宅で食欲もなく朝から薬と水とポカリしか口にしてなく ルミチャンのイチゴのロールケーキの画像を横目にぼんやりしてた。 すると、「トントン・・」と、ベランダのガラス窓の向こうに美味しそうなものが潜んでる。 出てみると　”ミーナより”　というメッセージと共に大好きなものばかり並んでいる！ ウサギ印のタッパーを開けると湯気が出ているクタクタお粥♡ Onomachi αに来てくれて外出禁止令を言い渡されている私を知ってくれたゆえの・・（涙涙♡） どんな劇薬よりイチコロで効いちゃいました＾＾ すぐ、カオリにそのことを伝えると　やっぱり今回もキッパリ言われました。 「ツイテル人生ですね。」　…☆☆☆ はい、明日からマスマス！

濃厚なチョコレートクリームと 酸味の効いたイチゴにぴったりなスポンジは 何？ るみちゃんが選んだのは しっとりとなめらかな食感のスポンジ。 美味しい~♪しか言わない私の代わりに ユキコちゃんは「このバランス・・。」 るみちゃんが一番欲しかった言葉をつぶやきました。 ＾＾ kaori