30.07.2017
26.07.2017
美しいブラン・ド・ノアール
ゼロになると
目の前のものが上手く行き始めます。
例えばダンスでステップが上手くできずに焦りだすとますます神経細胞がカチカチになって
ますます動けなくなる。
そういったとき、一度頭をゼロにしてみる。
全身に、「あなたは今からはじめてのステップ踏むからできなくて当然なんだよ」と言って。
すると、自由に動き出す。気持ちよく。
つい最近、うちに来た ”ジャン・ジョスラン・キュベ・デ・ジャン”は
そんなダンスの前の緊張感をふんわり花の香と一緒に解き放してくれる。
一生懸命頑張る!のではなく 自然に気持ちよい状態で進む。
美しい細やかな泡が、口に含んだ人の誕生石に姿を変え
ごちゃごちゃになってしまっているものを
ゼロという限りなく透明なものにしてくれます。
シャンパーニュ”美しいブラン・ド・ノアール” と、御用命ください。
Onomachi α ワイン愛好部代表
26.07.2017
真南風の人
沖縄で、夏を伝えてくれる南南西からの風を”真南風”「まはえ」というらしい。
ついさっき、郵便受けに入っていた手紙で知った。
2枚、いえ2ページにわたる言葉は
自分のこの数年間に知り合った人たちの会話だったのか、それとも夢で見た光景だったのか
近くなったりファジーになったりするので、ひと呼吸してからもう一度読み返すことにした。
便箋ではなく、あくまでも事務的な封筒にもっと事務的なA4白のコピー用紙2枚。
白に近い赤のロゼと
赤に近い白のロゼ、についての物語。
わたしが酔えることを知っている。
もうそんなに強くないから多くは飲めない。
それと反比例してグラスに注がれる色と香りと、環境で
微量でも長いストロークを楽しめる。
A4白2ページは
高級シャンパーニュよりきめ細かい言葉の泡で
夏の贈り物と化しました。
”まはえ”は
幸せを運んでくれる風、ともいうそうです。
Marvelous!!