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08.11.2017 

時間の流れ

F8E68746-7A8D-4BD9-9D28-4D1787185C8A 旅をすることで いつもと違う時間の流れを知っていきます。 目に入ってくるものと感じる風と、耳に届くものがいつもと違うからです 実際に旅をしなくても 旅の本で時間のワープもできるからほしいものがどんどん沸いてきたりします。 94F67BA0-A69F-40F1-ACB8-B37EDD3AA0AF 能登片口は 万能な魅力を持っています。 お客様にお勧めしているときは 実用例をしゃべっていますが、今日みたいにお休みの日は一人でぼんやりながめていると 2年前に別れた鳥のモンちゃんの横顔にそっくりで鳴き声まで聞こえました。 08A3A9F0-337B-43EF-B8F4-2E5E27F497C7 045B32F2-A0F4-44D0-9E6F-3B43CE31E6CA 蝋燭入れはシュンとしていて黒色なので カッコよすぎだけれど、ボディに触れてふたをあけると なんともやさしく滑らかです 赤木さんのぬりものを見ていると なんどもなんども”天女の羽衣”法話が思い出されます 憑りつかれたように無心に工程をくりかえしながら うつくしいものを完成させていく時間を思うとき とても満たされた納得した気持ちになります。 ほしいものは ここにある、と嬉しい気持ちになるのです。
05.11.2017 

テーブルの上の”瑞々しい”パン皿

9B0CE873-2CA9-47A9-B58D-2465C9FCAF3D 先日、近くのパン屋さんがオープンした。 うちでの赤木さんの展覧会の初日と一緒の日なので おめでたいからギャラリーをほんの少し抜け出して赤木さんとパンを買いにいきました。 打ち合わせしたわけではないのに 今回の赤木さんの器の中でパン皿が赤、黒、日の丸のどれも艶々、、ハンパない。 しかも、瑞々しい。 うつわだけでも目から満たされる パンやワインがあるとピカソの「貧しき食卓」みたいにちょっとアートになる。 日の丸のお皿はほんとに心の底からうきうきしてくる。 心の底から笑顔になってくる。 時間をかけて丁寧に作られたものはほんとうにうつくしい。
05.11.2017 

カップ

CD9C2178-FB41-4DF6-8F26-54CB2DE272A2 「試作段階なんだけどね」 と赤木さんは言うけれど、 えりこさんはお仕事前の少しの時間をくぐって 「先ず、本日はこれ♡」と興奮気味に抱えてお帰りになる。 ひさちゃんは、なおこさんと連れだってきたのに 全く一人の世界で大事な大事なひな鳥を手のひらにのせているみたいに楽しんでいる。 試作段階というけれど もう手に取ったその人たちなりに 完成された美しいうつわとしてそこに存在する。 ころりん!としていて しっとりとして つややかな そんな、赤と黒のカップ。
05.11.2017 

美しいヌリモノ

1A7E1D6E-1E83-4CE3-90A9-A5782DAFC7E8  F692CE6F-30CC-46F0-9C8E-E3497D41DFD1 0B7A5800-1BF8-45C1-A5BD-F5EBD72EF85F A0253A43-D23F-486A-9852-AEF7CD43DA95 D0B5209A-82CE-431D-82AD-38C53ACE5789 EA150DF6-EBCA-4D22-B646-661DAB9844DB 丁寧に生れてきたものは 丁寧なかたちで使い手にわたっていきます。 目に見えない糸で 結ばれている感じ。