
旅をすることで いつもと違う時間の流れを知っていきます。
目に入ってくるものと感じる風と、耳に届くものがいつもと違うからです
実際に旅をしなくても
旅の本で時間のワープもできるからほしいものがどんどん沸いてきたりします。

能登片口は 万能な魅力を持っています。
お客様にお勧めしているときは
実用例をしゃべっていますが、今日みたいにお休みの日は一人でぼんやりながめていると
2年前に別れた鳥のモンちゃんの横顔にそっくりで鳴き声まで聞こえました。

蝋燭入れはシュンとしていて黒色なので
カッコよすぎだけれど、ボディに触れてふたをあけると
なんともやさしく滑らかです
赤木さんのぬりものを見ていると
なんどもなんども”天女の羽衣”法話が思い出されます
憑りつかれたように無心に工程をくりかえしながら
うつくしいものを完成させていく時間を思うとき
とても満たされた納得した気持ちになります。
ほしいものは
ここにある、と嬉しい気持ちになるのです。