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04.06.2013 

なごり雪

次の展覧会のDM発送準備作業の途中カオリは「ボソッ」とつぶやく。 「ほんとにもう、、こんなに意味の分かりにくいことばかり書くし・ナ!」 彼女に言わせてみれば、一般的にDMっていうものはもっとサラッと、わかりやすく、スコーンと常識的に まとまる形で届くそうだ。 そして追い打ちをかけるように憤慨気味につけ加える。 「80パーセントの人は”意味わからん”って思ってますよ!」って困った眉でこちらを向くが 目はキラキラして意地悪めいて笑っている。 人は理屈で惹かれない。ある時細胞の一部が反応するからそれを伝えたい。 そんなところで繋がっていけたらいいと思っている。 先日大阪のitohenさんのおんさのオープニングイベントがあり、出展者についてきただけ というギタリストと意気投合した。即興でなごり雪を聴かせてくれた。 「外国でね、涙ながしながら僕に駆け寄ってくれる子がいたんですよ。日本語で日本の歌だったのに。」 説明なんか順序だてて出来ないけど、共通語っていうものが何かの媒体を通して存在する。 彼の「なごり雪」は、ほんとによかった。 つまりそういうことなんだけど。 そして私にとってDMは普通で、上でも下でもないと思っている。