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26.11.2017 

ことばってあたたかい。

31E052CE-31E3-4434-91DF-F6B7996FDC62 目を見て話しあえたり 同じ温度で笑いあえたり 美味しいね、とか 綺麗だね、とか 感動しあえたりすることができるのは 有り難いことだと思います。 ふつうにすらっとできることが じつはとてもかけがえのない嬉しいことなんだと思います。 おこころとどきました という10文字は ひとのこころを温めることばです。 素敵な人は ふつうに美しい言葉が溢れます。 人の心を温める技なんて 何十年、何百年経っても変わらないんだと思います。
22.11.2017 

not only 可愛い,but also …

59A1F1FA-80CD-4242-B01E-6BB86C72DD00 「ローズの首飾り」 深海の中でひとすじの希望が光る さりげなく、でもドキッと胸にしみ込んでくる青いひかり。 65857A85-656F-4F92-BF27-34F60A480EB2 「ジャックの残したもの」 ”きみは永遠に美しく生きて” 彼にとってローズは一晩にして一生の女性。 未来永劫の爽やかな風の音 3DDAC23E-7795-42C2-AD63-1DFFDB9B3C41 見る物を有つのも 悦びであるが、 使う物を有つのは 尚悦びである。 柳宗悦「物と美」 D48C27F3-38A4-4AF5-AC8D-303FD26A0470C6DF02C9-D64C-4EF2-BD67-009710A2666BB22935E7-97DB-48A5-8A25-4E95A0532172 白洲千代子さんの七宝焼きのアクセサリーをながめていると 柳さんのことばがここでも当てはまります。
17.11.2017 

同じものを見て何を形にするか

A4350384-51DA-49E9-9852-F1313A2EB405 白洲千代子さんとの出会いは 6年ほど前だったような気がします。 東京の出版社の編集部の裕子さんに正式に紹介していただきました。 ホテルのロビーで裕子さんとふたりで白洲さんを待っていたとき 今までの作家さんとの対面よりずっと緊張していました。 誰の紹介とか、どんなに賞をえているとか 素晴らしく年齢を重ねているとか、どんな血筋だとか 配偶者が大資産家だとか、、ハタマタ 無茶苦茶オトコマエだとかは あんまり緊張はしないたちで、逆に面白がってしまうから気軽になります。 でも、 そのときは、何だろう。。 なんだかわたしの空想を超えた思考をもちあわせたひとみたいで ほんというと、、怖かった。 各作家さんの各ジャンルのことについて 薄っぺらい知識しか持ち合わせていないのに どんどん興味を持ちぐいぐいそのものに攻めよっていくときの快感! 結局、モノの作り手に入り込んでいく緊張感が好きでこの仕事を続けている その”未知の”彼女に一日でどれだけ入り込めるのだろう。。。 不安はいっぱいになる。 そして ヒョ~~~っていう感じで ややうつむき加減にラウンジに入ってきた千代子さん。 それから自己紹介や飲み物の注文や裕子さんの突破口てき話は 全く記憶にございません ただ 透明すぎる彼女がわたしのほうを真正面から見てくれだして 綺麗な目が子犬みたいにくるくる動き出して わたしの一方的な(悦に入ってしゃべっていたと思う)話に一段落したとき 「裕子さ~ん あなたまた、変わったひと連れて来たわよね~」 と表情とは裏腹の大人の女性の(ずっと私より年上の)つき通る声でわたしは「はっ!」としました。 「わたし、変わってますか?! いたって普通だと!」と反論までして裕子さんを見たら、安心した顔でほほえんで紅茶をのんでいました。 あとから聞くと 「葉子さん、あのね、千代子さんのいう”変わったひと”は”好きになれそうな人”のことよ♡」 と裕子姉さまはおっしゃていました。 それからというもの 何回、白洲千代子展を開催させていただいたことでしょう おまけに去年の夏には 古びた旅館に泊まり一緒にお風呂に入るし、誰もいないことを理由に 真っ裸で泳ぐし、、の二人旅までさせていただきました。 女子同士のこころを持っているので、残念ながらそれ以上の関係には至りませんでしたけど。 それいらい、 ひとつのものを見ても 大体、同じようなことを考えていることに気づきます。 でも、 彼女は作り手でわたしはそれを”手渡す”ギャラリスト、というふたりの職業的立場。 51C10E33-40B2-4F58-AF77-267DF0AAD6CE 蒼い海に泳ぐゾウ。 それをどこで見たのか どんなふうにこころの中で温めてきたのか それは個人がどんなふうに表現したいか、で受け取る側の刺さり具合がちがう。 深いものほど 探り当てる側の力量がものを言うし 探り当てたものだけがヒリヒリする快感を味わえる。 白洲さんの表現はほんとに純粋すぎるほど純粋で 水晶みたいに固く透明で、一緒にいればいるほど無限に発見と驚きに溢れている。 それが 白洲千代子さん。 わたしはやはり、先ず人。 先ず、人ありきで 仕事につながっていく。 なかなか、ショウバイニンにはなれないから さささんに注意される。 (注:”さささん” → 税理士さん)
13.11.2017 

今後のお知らせ

  常設展示中はご予約のお客様のみとなります。 Onomachi αでお取り扱いさせていただいている作家の作品を一度にご覧になれます。 TEL 073-460-2170 メール contact@onomachi.jp メールやお電話、フェイスブックのメッセージでご予約を是非お待ちしております。 どうぞよろしくお願いいたします。
08.11.2017 

お弁当箱♪

17DE7715-59A0-42B3-A155-F580EB3E03C2お 赤と黒のお弁当箱。 F77270E3-E6DA-4E59-9E2C-6963D1727C56 1DFD6184-062B-47A9-AC5A-32C7C2BD6EFB つくる、詰める、包む、 大切な人に「はい♪」ってわたす。 空っぽになって帰ってくるときまで ずーっとたのしい♪