27.06.2011
一言も書いていないのに。
今日、不思議なことが一杯小野町にありました。
先ず3階からの大洪水。
私は お客さんの名前を呼ぶわけにいかないので
ピンクのエプロンの彼女の名前を叫ぶしかなかった。
「ルミちゃ~~ん!」
ルミちゃんはいつものキラキラの大きな目をより一層パチクリして
駆け出してきてくれたがオロオロしている。
私は両耳に固定電話と携帯電話をあて、119と110を押していた。
が、どちらも断られた。
次の行動は「ルミちゃ~~ん」と呼んでいるのに
道を歩いている平和そうな顔のがっちりしたタイプの男子を
無理やり捕まえ「元栓探してください」とたのんでいた。
そのとき、手には電話ではなくなぜか傘をさしていた。雨傘だ。
・・
私にはめっきり冷静さがない。
なのに ひと段落ついて二階からのパンプスをはいた女の子を
オンブして水没した廊下をたくましく歩いていた。
(こんな日に限って井上さんはいない)
もうひとつひと段落してひょっこり黎さんが現れた。
めちゃくちゃ久しぶり。
ルミちゃんがもってきてくれた一杯の冷たいお水を飲みながら
話していると黎さんが言った。
「たまには弱いってこと、さらけ出してみなさい^^」って。
さっきの、3階からの水漏れ再来か、と思うくらいに
大水が顔じゅうから流れていた。
なにかしら、すっきりしていた。
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