30.08.2012 

マ・ノン・トロッポ

Onomachi α 一階の南窓からはとてもいい感じの光が射す。 そんな窓辺のカウンターテーブルでちょっと意味深な本を広げながら 今月のアイスコーヒー”琥珀”を溶けた氷の隙間をぬってストローから喉に通す。 ちょうどいい感じの光は時間ごとに変化する。 須賀敦子の「霧の向こうに住みたい」の132ページあたり、、 ・・・見事に日焼けした女の腕には金色のうぶ毛と同じ色のブレスレットがキラキラと輝き    キオスクで新聞を買ってからカフェで席を探している・・男の一人が「日の当たるほうがいいかな?」   と、聞く場面。。。 ”マ・ノン・トロッポ (あんまりじゃないほうがいい) ” 白か黒かでなく 或は 勝ちか負けがではなく こんな言葉みたいなのがいい。 無理がなくてオトナな時間を持てる。
27.08.2012 

ピアニストの居る部屋

和歌山出身のピアニスト・宮下直子さんのミニコンサートを Onomachi α 二階でさせていただきました。 二回目になる”居間での演奏”は、やっぱり!!裏切りのない時間です。 音響設備万全の大ホールでの演奏がほとんどの直子さんは 私の自宅から運んだコンパクトなピアノで、不満一つおっしゃらず全身全霊込めて表現してくださる その様子にはムソルグスキーの”展覧会の絵”の旋律と同等な迫力を感じます。 こんな女性がこの部屋を充満させてくれる音と空気の”大輪の華”に 会場全員が酔いしれた夏の午後でした。
23.08.2012 

平松佐世蜻蛉玉展

8月24日~28日まで、Onomachi α 一階スタジオで蜻蛉玉展をしていただきます。 ひとつひとつの蜻蛉玉を覗き込んでいると、はっきりと作者・平松さんの声が聞こえてきます。 一年に何回もお会いする方ではないのに 彼女の仕草や笑い方や目線の移し方まで脳裏に浮かんできます。 それぞれの蜻蛉玉に添えられている言葉も いじらしく 可愛く 切なく 永遠。。 大人の女性の、柔らかく 且つ 凄みある作品を どうぞ 現場でご覧ください。 私の写真では彼女の透明感はわかっていただけないでしょうから^^; 期間中、カフェでは裏メニューもご用意しています。 スタッフに一言 「Sayoで!」 とおっしゃってください。 かき氷のSayoスペシャルが出てきます  ^-^ ♡
22.08.2012 

胡乱座(うろんざ)

安藤雅信さんの「茶事教室・胡乱座」に参加させていただきました。 奈良・東大寺、戒壇院近くの五風舎というギャラリーです。 もう気の遠くなるくらい昔、数年間 表千家の”お稽古経験”というほかは こんなに緊張感にあふれた茶事教室なんて皆無。 私を含め8人の茶室は安藤さんの一言、一所作を 息を止める感じで 見守ります。まさしく、息もできない夏!です。  そんなに緊張しなくてもいいのでしょうが 「僕が30年やってきたことを数回でおしえるのだからね・・・ちょっと無理な話だが、頑張ってください」 と、淡々とおっしゃる姿は プレッシャーとしか思えない。 真夏日の奈良は途中で突然の雷雨があり、茶室からの外の景色はより一層風情がある。 築120年の日本家屋・五風舎の茶室の8人は、全身から滲み出る汗を新鮮と感じていただろう。 奈良・くるみの木のオーナー石村さんも8人のうちの一人として入られていたので 余計、テンションが上がった次第です。 初回はほんの触りで「こころ」をそこに持って行くことができたように思えます。 夕方、終了時には みなさん、ため息交じりの満足感でいっぱいでしたが 立ち上がるその姿は、、まるで 哺乳類が初めて二本足で立ち上がった瞬間! を ほうふつさせたのは私の気のせいだろうか。。 次回もより一層深みにはまりたいと思っています。  こんな素晴らしい座に居られることに感謝です。
21.08.2012 

夏の思い出・ごちそうさま!

哲也さんと話している隙に、桃子さんは畑へ出かけていきました。 そして新鮮な熟れたトマトとオクラを籠一杯に入れて帰ってきました。 それからみんなで何かの強化合宿みたいに一生懸命お昼ご飯を作ってくれました。 それはそれは、、美味しくないはずはないトマトのパスタ! 大きな鍋でドバ~ッと茹でて哲也さんの土鍋でざっくり混ぜてできあがり!! 男の料理している姿はかっこいいなあ~ この家に存在するものすべてに、塵ひとつないツルツルピカピカな愛情が 溢れ返っています♡ ごちそうさまでした。  またよろしくおねがいします^^