
和歌山県外から(着の身着のまま)すっとんで来てくれたみたいな
若者がいる。
この美しい紅瓷盃にする!という。
僕に進路を決めさせてくれた陶芸家だから、その人の今を日常に添わせてみるらしい。
年齢を聞いた。
「21です。」という。
いいな、と思った。なんだか彼をとりまくいろんなことが
いいな、と嬉しかった。
夕方駆けつけてくれた人は
シャンパンを持参してくれた。
「なにに乾杯かはっきりしないけどとにかく今に乾杯!」とグラスを傾けた。
その人はわたしにボトルを持たせてくれなかった。
なんだか周りに抱きしめたくなる素敵な人がいっぱいいる。
ひとつの課題に胃が悲鳴をあげるほど直進し
もうだめかも。。と何度思ったか、、
でもそんなギリギリに神様は奇跡的に勇気をくれる。
目の前の
自分しかできないことに
邁進する。
たぶん、それに乾杯なんだろう♡