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19.04.2014 

ギャラリーOnomachi α

image 約半世紀ほど前、父が和歌山の海南市に画廊を始めた。 その頃、画廊と言っても都会ほど知られていない時代なので他府県からのお客様がJR海南駅からタクシーに乗ると運転手さんに、ガローって何?と言われたらしい。 父はただ好きなことだから波風あっても続けられたのだろう。 そんなDNAを少し引継いでいるのかもしれないが、無理なく一生懸命になれる形で 今、スタートしている。新報の千田さんがギャラリーOnomachi αと書いてくださったことが嬉しい。尊敬する両親の形を少し変えた自分なりの場所を作って行けたらと思う。今は父の代わりにほとんど全ての画廊経営を仕切る弟には大事なところでいつも助けてもらっている。これはきっと彼にとっては三歳の頃よく姉に面倒を見てもらった記憶の 再現なのだろう。