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09.04.2011 

”紙と手”

 

和歌山の色


南からの空気を含む光


こぼれてくる光も確実に捉え


人魚の館とも思えたり



あと2日間になった展覧会は

今日はどんな方と出会うんだろう。



東京・千石に今日帰ってしまう紙舗直・スタッフ根深さんは

ここ3日間誰よりも早く小野町のドアを開け

ここにふりそそぐ朝日を取り込み

まいにち元気に私たちを励ます。

・・今頃は朝の市場で和歌山の捕れたて魚を競り落としているはずだ。

昨夜は「太刀魚を絶対手に入れる!」と言っていた。


ゆうべは日本酒前にマシンガンみたいに熱く語っていた。

とことん紙舗直の人間だった。

ずーっと17年間のスタッフであり続ける重みがあった。


 すべての出会いに感謝。




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