archive
09.04.2011 

”紙と手”

 

和歌山の色


南からの空気を含む光


こぼれてくる光も確実に捉え


人魚の館とも思えたり



あと2日間になった展覧会は

今日はどんな方と出会うんだろう。



東京・千石に今日帰ってしまう紙舗直・スタッフ根深さんは

ここ3日間誰よりも早く小野町のドアを開け

ここにふりそそぐ朝日を取り込み

まいにち元気に私たちを励ます。

・・今頃は朝の市場で和歌山の捕れたて魚を競り落としているはずだ。

昨夜は「太刀魚を絶対手に入れる!」と言っていた。


ゆうべは日本酒前にマシンガンみたいに熱く語っていた。

とことん紙舗直の人間だった。

ずーっと17年間のスタッフであり続ける重みがあった。


 すべての出会いに感謝。




                 y




07.04.2011 

オータムナル

 3月から紅茶が変わっています。 ストレートはダージリン ミルクティはウバかアッサムから ダージリンはオータムナル、秋摘みのお茶のこと

封を切ったとたん ふわっと漂う香り 熱湯を注ぎ、お茶を入れると 濃厚な甘みと そして 追いかけてくる香り 雪が降るまでのわずかな間に摘み取られる貴重な茶葉だそう ゑびすの新しいダージリン 新茶の季節までのお楽しみです kaori

07.04.2011 

内側からの明かりで、

 

約、10秒で

こんなランプが完成します。


こんな大きいのも



渋いのも



小さくて 可愛いのも・・・



和紙の 少しなのにたっぷりな、表現力。




そんな世界に、

静かなのに たっぷりな愛情表現をしてくれる方々。



生まれてから随分になるけど

こんなの経験したことない!美味しさのナンバー・ファイブ。(?)

バーナーで力強く点灯してくれた門番は

ひとしきり膝小僧を強調しながら興奮し


まだまだ 小野町の全館”紙展”は続きます。


10日まで、静かな力強さを感じに来てください。






                     y










04.04.2011 

苺ときよみオレンジのタルト

 1 「紙舗 直展」の始まりとともに 登場した 苺ときよみオレンジのタルト おいしい苺の季節限定です。
03.04.2011 

明日を約束できる光


朝7時に開館した3日間は瞬間に終わり、

きのうから通常時刻にオープンしている小野町デパート。

周り全てに愛情たっぷり接してくれた

紙舗直・坂本直昭さん。

直さんが小野町にいる3日間は日本列島のいたるところの春を

独り占めしているみたいなここでした。

ずーっと”追っかけ”取材してくれたNHKの嶋田さんも

普段はナイーブでシュンとした顔なのに

めちゃくちゃいい顔^-^になっていたし

仕事で来た和歌山新報・乗杉さんも

インテリジェンスからやや解放されて、目がキラキラの一般女性に

変身していたし、

虹しか撮らないエリちゃんは「人を撮りたいと思ったのは久しぶりです」と

言った。

一番驚いたのは、あんまり自分のことを言わないはずの私は

オカシクナッタくらい自分を見せていたことだ。


直さんは言う。

「窓は内側からしか開かないんだよ。

 外側から開くのは牢獄の窓だけなんだ」

 
だれもが平等にもっているはずの

内側からの発する力を呼び覚ましてくれた。

自分から出る光に気づかせてくれる、本物の光を

持っている人だと思った。


和歌山に来てくださって嬉しい。

「じゃあ、また!」 とだけ言って帰っていったけど

またすぐ会えそうなので こちらも

「じゃあ、また!」 としか言わなかった。



これだけで充分”約束”できたような気がした。






                   y