12.03.2014
redesign α
先日、東京国際フォーラムへ行く前にJPタワー内文化総合ミュージアム・インターメディアテクに立ち寄った。
予定では「ついでに」感だったのが、メインになるくらい面白かったし時間を使ってしまった。
郵便局だった建物東京大学の博物館をそのまま、さらに今に即した形で展示している。
什器といい、環境といい、古いものと今のものとがレベル高く響きあう展示場。
流石大人な丸の内!遊べるレベルも憎いくらい高く魅力的だ。
建物も日用品も人も偏ることなく知識や感性のバーを上げていけたらほんとにおもしろい人生になると思う。
一つの分野を極めることはすごく力のいる素晴らしいことだけど、だから世界で一番偉い人やコトではない。
昨夜、ジュネーブから帰って来たばかりのニットデザイナー・マダムケイコからお電話をいただいた。
「ただいま~!!」から始まるその声は10月にジュネーブで開催するファッションショーの打ち合わせが
どれほど素晴らしい展開を見せたかがすぐわかった。
マダムケイコには世界中のトップの眼にとまらせる魅力がある。それはケイコの中に万遍なく蓄積させた知識があり
幅広い分野の感性と好奇心と純粋さでグイグイ進んでいけるんだろう。
ケイコと話していると国籍も年齢も性別も関係なくなる。元気になる。
建物もモノも人もバランスよく響き合っている関係は気持ちいいし
今求めたいもの、求めているものなんだろう。
redesignな、Onomachi αで行きたいと思った。気持ちは高まる。